仕事が一段落した夕方、アペロタイムになった。
何か普段飲まないものをやりたかった。(avec Francois,Kisho,Miho)

すぐCabernet Francカベルネ・フランが浮かんだ。
この品種で、近年、驚きの品質を造りあげているNicolas Réauニコラ・レオの顔が浮かんだ。
Clos des Treilles クロ・デ・トレイユ醸造のPompoisポンポワを開けた。

若き頃、プロ・ピアニストになろうと打ち込んでいた。ピアノを教えながらも、同時にワインにも興味を持って勉強していた。しばらくするとワインへのPassionが大きくなっていた。

私が初めてNicolasニコラに逢ったのは2000年9月だった。
カベルネ・フランのレジェンド、ナディ・フコーのところだった。ナディと熱烈なディスカッションをしていた。当時はよくクロ・ルジャールには出入りしているようだった。

それから色んな変化があって5年程前に試飲会で彼のワインを飲んで、飛跳ねるほど驚いた。
な、な、なんて繊細で、上品で、細かなタンニンでグンを抜いて美味しかった。
その記憶が今でもハッキリ覚えている。

★Pompoisポンポワ2015★

 タンニンの粒子の繊細さ、キメの細かさ、凄い!!偉大なカベルネ・フランだ!
アペロで飲むには、チョットもったないない。
でも、ホントにおいしものは、何も食べなくても美味しい。